


旅先で観光地に行くのも楽しいけれど、歴史ある建物や遺跡ばかり見ていると、ふと思うことがある。「もっと、地元の人のリアルな生活が感じられる場所に行きたい」と。
そんなとき、市場はもってこいの場所だ。行きかう人々の喧噪に、大声を張り上げる店主の声に、その地の暮らしとエネルギーが満ち溢れている。そしてまた、山のように詰まれた色とりどりの珍しい野菜や食材に、その国の食卓が垣間見られる。
市場――それはその国、その瞬間だけの、生きるエネルギーが満ちた場所。この本ではそんな世界の市場を、美しいビジュアルと臨場感あふれる原稿でご紹介。各地の名物市場が一目でわかる地図と、とっておきの写真も多数掲載。





ミャンマーのルアンパパーンは、世界遺産にも指定されている古都。メコン河の豊かな恵みが詰まった市場には、こんな光景も……。ダイナミックです。魚を見て「気持ち悪い」となる人はご遠慮を。







文章=松岡絵里
Text=Eri Matsuoka
1976年京都府生まれ。幼少の頃を台湾、フィリピンで育つ。出版社勤務ののち、結婚を機に夫・吉田友和とともに607日に渡る世界一周新婚旅行に出る。その体験をベースにまとめた著書『してみたい! 世界一周』(情報センター出版局)がベストセラーに。その後も旅熱は依然高く、現在までに世界約70カ国、日本全都道府県を訪れる。著作に『ニッポン聖地案内』(同)など。
ちなみに書籍『世界の市場』はほぼすべて現地に赴いて歩いたところばかり。いわば「世界の市場」のエキスパート。


2010年3月26日発売
単行本(ソフトカバー)
160ページ
定価 1,890円(税込)
ISBN 978-4336051769

旅好き必携!
屋台メシ充実のおいしい市場から、スローな雰囲気のファーマーズ・マーケット、はたまた南米の魔女市場まで。旅して食べて買って歩いた、世界約100の市場を徹底ガイド。ベストセラー『してみたい!世界一周』の著者が送る、カラー写真・図版多数掲載の「市場本」の決定版!
市場好き人・鶴田真由さん(女優)、妹尾河童さん(舞台美術家、エッセイスト)、高野秀行さん(辺境冒険作家)のインタビュー掲載。


2011年12月21日発売
単行本(ソフトカバー)
192ページ
定価 1,890円(税込)
ISBN 978-4336053633

世界各地約100の市場を紹介した「世界の市場」に続く、旅行ガイド・フォトエッセイの第二弾! 世界には「聖地」として地元の人に愛され、あがめられてきた場所が数多く存在する。例えば古くから宗教儀式が行われる場所であったり、有名な寺院・お寺・教会が建設された場所だったり。そうした「他とは違う歴史的な変遷を経てきた宗教スポット」「人から崇拝を受ける場所」を「聖地」と定義し、世界のさまざまな「聖地」を紹介する。「聖地」の定義は様々だが、世界70ヶ国を旅した著者ならではの目線で、聖地をジャンルごとに位置づけ、個性ある聖地を体系だてた、いわゆる「パワースポット本」の決定版!